この記事ではLINEポイントに関して詳しく書いていきます。
LINEポイントとはどんなものなのか、それがあるとどのようなものに使えるのかなどを書いていきます。
目次
LINEポイントとは?1ポイントいくら?
「LINEポイント」とは、LINEの各種サービスやJCB加盟店舗などで貯められるLINEのポイントサービスのことを指します。
LINEポイントは、1ポイントあたり1円相当の価値を有しており、LINEプラットフォームのさまざまな場面で利用可能。
LINEコインや他のポイントサービス、ギフト券、商品などに交換したり、ルーレットを楽しんだりできるほか、LINEの電子マネー「LINE Pay」を通して現金化することもできます。
なお、LINEフリーコインは、2016年4月25日付けですべてLINEポイントに統合されました。
保有していたフリーコインは、1コイン=2.4ポイント(小数点以下切り上げ)でLINEポイントに交換されています。

LINEポイントの貯め方・集め方について
LINEポイントを貯める方法は2つ用意されています。
1つ目は、LINE内のLINEポイントページで実施される各種キャンペーンの条件を満たす方法。
2つ目は、LINE Payカードを決済に利用する方法です。
貯める方法1:LINEポイントページの各種キャンペーン
LINEポイントに統合されたLINEフリーコインの貯め方が、そのままLINEポイントにも引き継がれています。
その仕組みは、インセンティブ付き広告(リワード広告)の一種。
紹介されているサービスの登録やアプリのインストール、動画視聴、公式アカウントの友だち追加などによって、ユーザーに報酬としてのLINEポイントが与えられます。各種キャンペーンの一覧は、その他(…)>LINE ポイントから確認できます。
貯める方法2:LINE Payカードで買い物
LINEポイントが導入されたことで新たなポイント獲得手段となったのが、LINE Payカードによる買い物です。

LINE Payカードは、コンビニやスーパーなどJCB加盟の約3000万店舗で利用できるプリペイドカードです。
サービス開始当初は4種類が発行されています。
ポイントサービス専用の”LINEポイントカード”といったカードは存在しません。
LINE Payカードで決済すると、利用額の最大2%がLINEポイントとして還元されます。
注意が必要なのは、還元されるのは100円ごとに2ポイントとなる点。
たとえば、実際に付与されるポイントは、利用額が1000円なら20ポイン(1000×0.02)ですが、利用額が1480円なら28ポイント(1400×0.02)になります。
100円未満の金額を丸めてポイントを算出するわけです。
LINE Payカードで決済すると、LINE Pay Adminから利用金額および付与予定ポイント数が即座に通知されてきます。
決済後、すぐにプッシュ通知が届く仕組みです。
LINEポイントの効率的な集め方
LINE Payカードの利用が最も効率的
買い物時のLINE Payカードによる支払いでLINEポイントを集められるようになったので、これを上手に活用していけば手間をかけずに効率よくポイントを収集していけるようになりました。
最大2%がポイント還元されるので、日常的な買い物をLINE Payで決済するようにすれば、1カ月で結構バカにならない量のポイントが貯まるはず。
LINE Payカードを決済に利用するためには、あらかじめLINE Payにチャージ(入金)しておかなければいけません。
LINE Payカードで利用できる金額は、LINE Pay残高と連動しているためです。
LINE Pay残高へのチャージには、Loppiのような「コンビニ端末」と銀行ATMの「Pay-easy」、「銀行口座」を利用できますが、その中でも「銀行口座」と連携したチャージ方法が最も手間がかからず便利です。
銀行口座と連携しておけば、事前に指定してある最低残高を下回った場合に自動的に口座からチャージされる「オートチャージ」も設定できるようになります。
日頃の買い物にLINE Payカードを使い、チャージ方法は銀行口座を連携したオートチャージ方式にします。
これが現状で最も効率的なLINEポイントの集め方になります。
毎月の携帯料金を安くできる格安SIMのLINEモバイルを契約すると、基本利用料の1%が還元されます。
月額基本利用料は500円から3520円ほどなので、平均的な使い方をすれば毎月数十円が還元されます。
LINEユーザーで格安SIMの利用を検討しているなら、おすすめのサービスです。
従来型のキャンペーンも上手く活用
LINEポイントページの各種キャンペーンでポイントを集める方法は、以前のLINEフリーコイン時代から特に変わっていません。
よって、LINEフリーコインを効率的に貯めるコツを解説した記事の内容が、そのままLINEポイントにも当てはまります。
最も手軽なのが、公式アカウントを友だちに追加するキャンペーン。
一覧に表示されている公式アカウントをタップして、友だち追加ボタンをタップして友だちに追加したあとに、ポイントゲットボタンをタップするだけでポイントを獲得できます。
もし、公式アカウントからのプッシュ通知がうるさいと感じれば、通知をオフに設定することができます。
また、公式アカウント自体をブロックしたり、さらにはブロックリストから削除して繋がりを完全に解消したりすることも可能です。
次に簡単なのは、ビデオを視聴するタイプのキャンペーンです。
ポイント付与の条件は短時間の動画を視聴完了することだけで、その他の操作は不要です。Wi-Fi環境で視聴するとデータ通信量を無駄に消費せずに済むので、自宅などでまとめて見てしまうのがオススメです。
そのほか見逃してはいけないのが期間限定のお得なキャンペーンやクイズ。いずれも10ポイント以上を獲得できる案件が多くなっています。
LINEポイントを貪欲にゲットしていきたいユーザーは、「LINE ポイント」公式アカウントを必ず友だちに追加しておきましょう。
最新情報などを通知してくれるので非常に便利です。
LINEポイントの使い方
貯めたLINEポイントはLINEポイントページなどで使うことができます。2016年5月現在、その使い道は大きく分けて3つ用意されています。
- 仮想通貨や他サービスのポイント・金券・ギフトなどに引き換える「交換」
- 景品が当たる「ルーレット」
- LINE FRIENDS公式オンラインショップでの「ポイント決済」
使い方1:交換
LINEポイントページ内の「交換」「商品」項目では、LINEポイントをLINEコイン(LINE内仮想通貨)やLINE Pay(電子マネー)、Amazonギフト券などの金券、ローソン「からあげクン」などの商品に交換することができます。
画像出典:http://appllio.com/line-point
交換するアイテムとして手頃なのは、やはりLINEコインです。
有料のLINEスタンプとLINE着せかえを購入できるので、LINEユーザーなら持っていて損はしないはずです。
交換できる最低ポイントは120ポイント(50コイン)からとなっています。

また、LINE Payを利用している場合なら、LINE Pay残高への交換も魅力的。
日常の買い物の決済に現金のように使えるほか、銀行口座に出金して現金化することやLINE STORE(LINEストア)での利用も可能だからです。
画像出典:http://appllio.com/line-point
1ポイント=1円から交換可能(2016年11月)
なお、LINEフリーコイン時代は獲得したフリーコインでLINEスタンプや着せかえを直接購入することができましたが、LINEポイントでは一度LINEコインに交換し、そのLINEコインでスタンプ・着せかえを購入する手順に変更されています。
使い方2:ルーレット
10ポイントを消費すると「ルーレット」を遊べます。
ルーレットを回すと、画面下に表示されている「景品」内の商品のいずれかが当選します。
2016年5月3日時点では、4KテレビやLINEスタンプ、ギフトカード、クーポン、LINE FRIENDS関連商品が景品になっています。
遊び方は簡単。
ルーレット中心部のPLAYをタップし、確認ダイアログで確認をタップします。
するとルーレットが回転し、景品が決まります。
画像出典:http://appllio.com/line-point
「ルーレット履歴」ページ(その他(…)>LINEポイント>使うタブ>ルーレット履歴)で確認して、スタンプをダウンロードします。
使い方3:LINE FRIENDS公式オンラインショップでのポイント決済
LINEポイントは、LINEキャラクター関連商品を購入できるLINE FRIENDS公式オンラインショップ(その他(…)などからアクセスできる)での買い物代金に1ポイントから利用できます。
画像出典:http://appllio.com/line-point
1ポイント単位で支払いに直接使えます。
決済時に「ポイント決済」の項目で使用するポイント数を入力すれば、1ポイント=1円として決済に使用されます。
4. LINEストアで使用する
2017年2月現在、LINEストアでは保有LINEポイントで各種アイテムの代金を支払えるようになっています。
LINEユーザーとして注目しておきたいのが、LINEストアなどLINEの各種サービスで利用できるようになっていく予定があることです。

画像出典:http://appllio.com/line-point
この予定が実現すると起きる変化で分かりやすいのは、「LINE:ディズニーツムツム」における「ルビー」のようなLINEゲーム内通貨の購入・支払いにLINEポイントを使えるようになる点でしょう。
また、ゲーム以外のサービス(LINE MUSICやLINEマンガ、LINE Outなど)の決済でもLINEポイントを使用できるようになれば、LINEプラットフォームを繋ぐ共通の準仮想通貨としてのポジションに位置づけられるようになります。
現在、App Store(Apple)とGoogle Play(Google)といったプラットフォームの制約により、LINEではサービスごとにバラバラの仮想通貨が使用されていますが、現金と同じくLINEポイントも各サービスで使える汎用的な価値を有するようになるわけです。
これらはLINEポイントを貯める強い動機付けになります。
LINEとしては、ポイントを貯めやすいLINE Payカードの普及を加速させ、LINEプラットフォームのを軸としたキャッシュレス社会の実現を企図しているわけです。
LINEポイントの履歴を確認する方法
LINEポイントに関連する履歴は、次の5種類の履歴を確認できます。
- 獲得履歴…LINEポイントを獲得した全履歴を確認できる
- 使用履歴…LINEポイントを使用した全履歴を確認できる
- キャンペーン履歴…LINEポイントを獲得した履歴のうち、キャンペーン(リワード広告)での獲得履歴を確認できる
- 交換履歴…LINEポイントを使用した履歴のうち、「交換」「商品」での使用履歴を確認できる
- ルーレット履歴…LINEポイントを使用した履歴のうち、「ルーレット」での使用履歴を確認できる
LINEポイントのメニューから確認する
LINEポイント関連の全履歴は、LINEポイントページで確認できます。
その他(…)>LINE ポイントと移動し、LINEポイントページのメニューボタン(横三本線)をタップすると、メニューの一覧が表示されます。
画像出典:http://appllio.com/line-point
そこでLINE ポイント履歴をタップすると履歴ページに移動し、獲得履歴タブと使用履歴タブから各履歴を確認できます。
画像出典:http://appllio.com/line-point
他のキャンペーン履歴や交換履歴、ルーレット履歴をタップすれば、各履歴を個別にチェックできます。
ポイント横の履歴ボタンから確認する
LINEポイントの全獲得履歴を確認できる「獲得履歴」と全獲得履歴を確認できる「使用履歴」は、LINEポイントページ上部のポイント数表示の横にある履歴ボタンから直接アクセスできます。

通常はこちらから全体の履歴を見つつ、キャンペーン・交換・ルーレットの各履歴を個別に閲覧したいときに前述の方法を使うとよいでしょう。
LINEポイントの有効期限と期限延長の仕組み
LINEポイントには、180日の有効期限が設定されています。
そして、最後にポイントを取得してから180日を経過すると、持っているポイントすべてが失効してしまうので注意しなければいけません。
180日の日数は取得日が1日目として起算されます。
有効期限を知るには
ポイント有効期限は、LINEポイントの履歴ページで確認できます。

画像出典:http://appllio.com/line-point
有効期限を延長するには
ポイント有効期限を延長する方法は、ポイントを取得すること。
ポイントを使うだけでは期限は伸びないようです。
LINEポイントが貯まらない?いつ増えるのか?
LINEポイントを貯めようとすると直面するのが、LINEポイントの獲得条件を満たしたにもかかわらず「LINEポイントが貯まらない」「ポイントが増えない」といった現象です。
この点、LINEポイントを貯める行動をとった時点からLINEポイントが加算される時点まで、ある程度のタイムラグが発生することがあります。
それが顕著に起きるのが、LINE Payカード決済によるポイント獲得時。この場合、数分や数時間どころではなく、数日を経過しないとポイントに反映されないことがあります。ポイントが増えないときは、数日から1週間程度は待ってみて、それでも増えなければLINEに問い合わせてみるしかないでしょう。
なお、LINEポイントを貯めるには、あらかじめLINEに電話番号が登録されている必要があります。